2018年12月27日
生きる場所(2)クリスマス後の鼻かぜ
若かったころクリスマスイブにはカトリック教会で深夜のミサがありました。キリストが生まれた真夜中、すなわち25日になろうとする深夜に、毎年、ミサがあったのです。今のように休日に合わせて日をずらすこともなく、24日の夜は24日の夜、次の日に会社があろうと学校でテストが控えていよ...
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2018年12月20日
生きる場所(1)晩秋の転居で見えたもの
いろいろな経過があり一概には言えませんが、その人が生きる場所によって認知症の状態像が変わることはよく知られています。妻は認知症ではないけれど、この5年弱の期間を「不自由」に過ごしてきました。退院時に京都の自宅で昼間を一人で過ごすことができず、不安のために仕方なく大阪の診療所...
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2018年12月2日
仲間として(10)最後の砦
これまで本当に入居者のために良くやってくれた、関西のある施設が(今年度末ごろ?)その役目を終えることになりました。事業を起こすときのエネルギーを得ることは比較的に簡単です。ボクもかつて平成5年から12年まで(1993~2000)、当時はまだ珍しかった「老人デイケア」を開き、...
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2018年12月1日
仲間として(9)引っ越しおっかなびっくり
京都に戻ったのが11月4日、それ以降、おっかなびっくりで過ごしました。「もし、無理なら大阪の診療所上階に戻る」と覚悟してから1か月弱、賭けのような決断をしたにもかかわらず(奇跡的に)妻は落ち着いています。自宅には戻れないけれど街中のマンションなら隣近所にもそれほど気を使わな...
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2018年11月9日
報告があります!
10月10日に前回のブログを書いてから、1か月も空いてしまいました。ボクがブログに飽きたか、または病気で書けなくなったかと心配してくれた人もいるようで、「どうした?」とのメールが何件か入ってきました。 実は報告があります。9月から予定し始めてこの11月初めに、懐かしの京都に...
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2018年10月9日
仲間として(8)認知症を認めない「仲間」に
以前から「先生は精神科医になっていろいろな方面の専門を選べたと思いますが、どうして認知症や老年精神医学を専攻したのですか」、「若い人を対象としたメンタル領域ではなく、わざわざ(その当時には)主流ではない認知症をやるのですか」と聞かれ続けてきました。...
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2018年9月30日
(緊急声明)無念の札幌!認知症ケア学会
前回の苫小牧に引き続き、またやってしまいました。冬の新千歳空港の積雪で飛行機が降りられず、札幌上空まで来て伊丹に引き返したのが苫小牧、今回は何と日本認知症ケア学会の北海道地域大会の基調講演に台風の襲来で行くことができませんでした。行けたのですが帰れないのです。...
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2018年9月6日
緊急メッセージ 北海道の地震 認知症ケアに
大阪が台風に襲われ、診療所は周囲に大きな建物がない所に建っている5階建てなので、台風で看板の土台に張り付けたプラスチックの字の部分が飛ばされてしまいました。風で建物が揺れたのも初めてでした。幸いにもこちらの患者さんには大きな影響がなく、むしろ台風による低気圧が近づくときが最...
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2018年8月31日
仲間として(7)働く介護者のなかまへ
この9月には京都の自宅にいられなくなった妻を大阪の診療所上階に移して、ボクなりの介護を始めて5年目に入りました。 これまで1991年に医者になり、1998年に専門書の分担執筆を依頼されてから20年間に論文、執筆(単著も分担執筆も)を合わせ71の論文を書きました(現在、日本精...
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2018年8月19日
仲間として(6)炎天下の地下鉄、駅を迷う
8月のお盆休みが終わりに近づいたころ、ボクは妻の食事の買い出しもあり、妻が(旅行はもちろん)どこにも行けないために長い休みを取ることなく、毎日、往診して炎天下にいました。娘が買い出しのほとんどをしてくれて、こころから感謝!です。...
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