- 2020年11月12日
コロナ禍 先が見えないとき
ここ数か月はある程度落ち着いていた感染状況が、11月になって寒くなったとたんに急増してきました。がっかりしている人も多いはず。ボクも頭の中では寒くなって空気が乾燥するとインフルエンザと同じように新型コロナもはやりだすだろうと思っていました。ですが、今年2月から始まったこのパ...
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- 2020年10月12日
コロナ禍 人生設計し直し
これまでの2か月、ブログを更新しなかったので「何かあったのか」と心配してくださった方がおられました。「松本、引退したのか」、「ブログのネタがなくなったか」と思った人もおられるかも。 実は8月のお盆のころから12冊目の本を書いていました。...
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- 2020年8月16日
コロナ禍:専門職の新しい姿
これまで20年の間、ボクは認知症ケアの世界で生きてきました。介護保険が始まると知り、ケアマネジャーの第1回試験を受ける準備をし、医者の世界だけではなくケアという新しい世界と連帯してこそ、これからの認知症を支えることができると確信したからです。...
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- 2020年7月4日
コロナ禍 ケア職へ、ふたたび
ふたたびケア職のみなさんに。 今年はじめ、1月23日に武漢の都市閉鎖が始まりました。ボクらはそれから半年、恐怖と不安を生き抜き、日々を送ってきました。 無理をしていませんか。頑張り過ぎて体が悲鳴をあげ、こころが擦り切れてはいませんか。また首都圏や関西で感染者数が増えてきたこ...
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- 2020年6月1日
コロナ禍:6月の決意
いくつかのクラスターが街中に残り、東京には緊急事態宣言を再び発出しなければいけないかと思っている昨今ですが、6月2日、朝5時20分過ぎ、京都の河原町丸太町あたりを駅に向かっていると、店の前に張り出した紙が目に飛び込んできました。「6月で店を閉じました。これまでありがとうござ...
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- 2020年4月29日
コロナ禍の忌避 ケア職へのエール
3日前、午後の診療を終えて京都の自宅に戻ろうと駅に向かっていた時のことでした。先代から(内科医だった)母の患者さんとして来院されていた人の娘さんで、ボクもよく知っている人と出会ったとき、ちらっとボクを見たその人は90度方向を変えてボクと出合わないように行ってしまいました。...
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- 2020年4月21日
ブログ:コロナ下の感謝!
世界で広がるコロナ感染、今回のパニックは当初、軽く考えていた人類が恐怖にとらわれた結果、周囲の人がすべて感染源ではないかと疑い、人とのつながりを絶たなければならなくなったために起きているこころの恐慌です。 患者さんも「郊外から大阪の診療所に来るのが怖い」と電話対応になる人も...
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- 2020年4月3日
ブログ(127回)私たちの覚悟
感染が拡大している大阪市内で医療機関をしている者として、昨今の感染の広がりは驚きを隠せません。日本の宝、志村けんさんを失って国民の意識も変わりつつありますが、感染爆発まで残された時間はありません。 今朝、大阪に向かう始発の急行(ガラガラなので感染を少しでも防ぐ目的で利用しま...
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- 2020年3月7日
院長ブログ(126回)コロナとケア: 正しい情報という光
新型コロナウイルスによる世界の混乱は、国々の出入国制限や人畜共通感染も話題となり、われわれが向き合わなければならないのは「恐怖」への対応となりました。 ボクは感染症の専門医ではありませんが、「情報を正しく持って、適切に対応することで当事者や家族・地域が安心できれば、病気と向...
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- 2020年2月11日
院長ブログ(125回)病的体験が癒えるとき
その人に会ったのは4年ほど前のことでした。担当することになったグループホームの入居者として。 彼女は若くして認知症になったため、夫や家族とは住むことができなくなって入居したのでした。若くて体力もあり、高齢者が多くを占めるグループホームでは力を持て余していました。グループホー...
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