ボクのこだわり(6)こだわって風呂磨き
妻には、決まった時間にきまったことをしなければパニックになるという、介護者のボクにとっては大変な「こだわり」があります。 そのため朝は5時に起きてその日の妻の昼食の焼き魚をつくり、朝食。診療が終われば買い出し(娘も息子も診療所スタッフも助けてくれますが)、夕食は5時半から6...
2018年3月5日
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ボクのこだわり(5)病気主義かこころ主義か
先日、本当に久しぶりに認知症の講演会を聞きに行きました。ほとんど学会以外は自分が話をする側で、人の講演を聞くのは少なくなっていたから、とても新鮮でした。 公益社団法人「認知症の人と家族の会」の前代表、高見国生さん、同会副代表で医師の杉山先生、社会福祉の立場から原谷こぶしの里...
2018年2月27日
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ボクのこだわり(4)診察室の模様替え
精神科医になって26年目の冬、診察室の模様替え(と、言っても大げさに壁紙をすべて張り替えるのではなく、診療室を移動しただけなのですが)をしました。診察を四半世紀やっていると、時には診療室の雰囲気を大幅に変えたい気持ちもありますが、変えなかったのには2つの訳があります。...
2018年2月22日
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ボクのこだわり(3)風花の別れ
医者は患者さんとの出会いで育てられるものです。ボクも開業医となって以来、患者さんやご家族とのつながりが長く、人によっては25年を超える人がいるほどで、これまで関わることになった患者さんのカルテを平均してみると、10年の通院期間になります。かかわるからには密に、そして人生をい...
2018年2月10日
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ボクのこだわり(2)関与しながらの観察
西暦2000年、世間では「コンピュータが止まる」とか「新しい時代が来る」といった新世紀への不安や期待があったころ、新聞の小さな記事で「今度、日本認知症(当時は旧病名)ケア学会という学会ができる。介護職や看護、医師が連携していく学会である」という内容を読んで、「これだ!」と思...
2018年1月28日
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ボクのこだわり(1)23年目の1月17日
もう23年にもなるのでしょうか、阪神淡路大震災から。その後も中越地震や台湾、そして東日本大震災や熊本地震、あれからも大変なことがたくさんありましたが、阪神はボクが精神科医になって初めて本格的に「社会的使命」を感じた時でもありました。...
2018年1月15日
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(番外編)12月31日から32日に向かって
妻が寝ました。睡眠リズムがうまくいかなくて、毎朝、午前4時に起きて午後10時には寝ますので、ボクの今日のケア(と、言ってもたいしたことしていませんが)は終わりました。今、自室で紅白歌合戦を見ながらブログを書いています。この後、妻は「年の初めはさだまさし」を見ることができませ...
2017年12月31日
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(番外編)2017年のクリスマス
カトリックの家で育ちましたので、昔からクリスマスイブとクリスマスの日は町の中で友人とディナーパーティーなどに行くことはありませんでした。 教会のミサとその前の信者のささやかなパーティ―で「うどん屋」をやって来た思い出がいっぱいです。「また、訳の分からんコラボやな」とお思いの...
2017年12月25日
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ゆれる気持ち(10)主治医のボクは揺れず
一昨日、新しいブログをUPした直後に、親しい友人から相談を受けました。もう25年にわたってその人のお母さん(Aさん)を担当させていただいているからです。当時、70歳を超えていたその人は90歳をとうに過ぎ、未熟な医者としてオロオロしながらその人を担当していたボクは還暦を超えま...
2017年12月4日
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ゆれる気持ち(9)人生のゆらぎ
これまでに何度か周囲の人びとが「す~っといなくなる」体験をしました。最初は18歳で大阪歯科大学に入った後、その年の夏休みすべてを使ってアメリカ・カナダに行ったとき、そこで溶連菌感染症から腎臓を悪くしたことがありました。後期の授業が始まっても体がけだるくて学業が続けられず、と...
2017年12月2日
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