- 2月15日
絶望に立ち向かう勇気
12月1日に新診療所への移転をおこない、ボクの診療は落ち着いてきましたが、この記事を読んでくれている人の中には昨年12月の西梅田の心療内科クリニックへの放火事件の直後、ボクがこのブログに載せた追悼(1週間のみ掲載)を読んでくださった方がおられるかもしれません。 鎮魂の気持ちを込めた文章は収めて、再び新診療所体制への意気込みを伝えようとしていたら、また、在宅訪問診療をしてくれたチームを標的にした散弾銃での殺傷事件が飛び込んできました。本当にこころが消沈してしまいそうな事件でした。でも、沈みそうになる気持ちを抑えて、それでも前向きにやろうと努めていたここ3か月、ついにオミクロンの感染が広がり、大阪では軽症から中等度の病床があっという間になくなり、大阪は10万人あたりの感染者が1000人を超える事態となりました。 世界の危機も近づいているようです。ウクライナはここ数日がヤマ場だとニュースが伝えています。ボクを世界中で最も評価してくれた台湾の友人たちへの侵略(意見には個人差があります)も現実味を帯びてきました。「何だ、この状態は」21世紀は立場の違いを超
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