2017年4月から朝日新聞デジタル版・アピタルで

「認知症と生きるには」というコラムを執筆中です。

http://www.asahi.com/apital/column/ninchisyou/

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コロナ禍 人生設計し直し

これまでの2か月、ブログを更新しなかったので「何かあったのか」と心配してくださった方がおられました。「松本、引退したのか」、「ブログのネタがなくなったか」と思った人もおられるかも。 実は8月のお盆のころから12冊目の本を書いていました。 先週に書き上げましたので、木曜日に原稿を出版社に送り終えました。内容は、「このコロナ禍のような精神的に追い詰められた時だからこそ、認知症当事者に対する精神療法(カウンセリング)には効果があるのではないかを問う」著作です。 きたる2021年は松本診療所の開設70周年、ボクが父の後を継いで認知症を中心とした精神科外来を始めてから30年、父が亡くなって30年、母を見送って10年、さまざまな面で節目となる年です。この年の記念の意味も込めて出版を決めました。 さて、コロナウイルスへの恐怖が続いている今日、世間では少し危機感が緩んできたような印象を持ちますが、この8か月ほどの間にボクの人生は大きく変わりました。読者のみなさんも例外ではないでしょうね。 これまでボクは日々の認知症臨床、(大学院での)講義や講演、そして執筆を3本の柱にしてきました。そのことはこのブログでも何度か書いてきたとおりです。それが今回のコロナで全くバランスを崩しました。患者さんの事では札幌や川崎への往診がずっと中断しています。大学院講義は幸いなことに少人数講義でしたから、対面でおこなうことができました。 ところが大打撃を受けたのが講演です。自分の気持ちを講演で吐露することで、これまで介護者としての自分が破綻せず保ててきたのに、行政や社協に限らず2月の認知症ケア専門士への講演以降、ほぼす