- 2020年7月4日
コロナ禍 ケア職へ、ふたたび
ふたたびケア職のみなさんに。 今年はじめ、1月23日に武漢の都市閉鎖が始まりました。ボクらはそれから半年、恐怖と不安を生き抜き、日々を送ってきました。 無理をしていませんか。頑張り過ぎて体が悲鳴をあげ、こころが擦り切れてはいませんか。また首都圏や関西で感染者数が増えてきたこの時期に、対応を迫られているすべての人に、メッセージがあります。 ボクは少し疲れました。 日々の診療に細心の注意を払い、高齢の先生から「認知症で独居の患者さんが咳をしているが、自分が診るのは怖い」とのメッセージを受け止め、最前線で闘う医師とは比べ物にならない程度ではありますが、自分なりに奮闘してきた半年でした。 われわれはとても我慢強く感染を避け続けていましたが、やはり移動の自粛の緩和と共に、少しずつ広がってきました。そこに新種の豚インフルエンザのニュース、飛びバッタの被害、香港の友人からの絶望のメールが届き‥‥今回の大雨。ふと、自分が疲れを感じていることに気づきました。 勘違いしないでください。この「疲れた!」は事態をあきらめた発言ではありません。投げ出しての言葉ではなく、1
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