- 2017年10月30日
ゆれる気持ち(6)ボクも研究者?
ボクはこれまでず~っと開業医と大学教員(福祉系)を続けてきました。精神科に入局した時から臨床医だけでなく、できる限り研究をする姿勢を取り続けてきたと思います。父と母は「(自分たちのような)開業医も地域の実践者として実りある人生だけど、自分が成り得なかった研究者としての道も無...
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- 2017年10月14日
ゆれる気持ち(5)ここは揺れへんで
いつも医者としての自分が揺れていることを、ここでは書いてきましたが、今日は「揺れないで」やって来たところについて書きます。 先日、遠方の往診に出かけた帰りの飛行機の中で、改めて自分の気持ちを考える時間がありました。「遠方まで飛行機で往診している」というのは、決してどの患者さ...
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- 2017年10月5日
ゆれる気持ち(4)初診の待ち時間
開業以来悩んでいることがあります。それは初診の受診をしていただくまでの「待ち時間」のことです。平成4年に始めてからこれまでの25年間、ある時期を除いてずっと3か月程度、受診までに待ってもらわなければなりません。ボクも精神科医ですからメンタル面の混乱が起きたときには誰だって「...
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- 2017年9月19日
ゆれる気持ち(2)NY日系人会のこと
今年も9月15日がきました。かつての敬老の日です。2009年、当時、ニューヨーク総領事館の医務官をしていた関西医大精神科の吉田常孝先生のお招きをいただいて、当時のニューヨーク日系人会のみなさんにお会いすることができました。長い年月を日本から移り住んで、いつの間にか歳を重ね、...
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- 2017年9月5日
ゆれる気持ち(1)掲載1年経過
あっという間にこのブログを掲載して1年(9月5日で)がたちました。自分のことも、そして専門にしている認知症医療やケアについてボクのゆれる気持ちを綴りましたが、みなさんの参考になったでしょうか。認知症を支える立場にいても、日々の臨床や妻の介護によってこころが乱れること、悩むこ...
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- 2017年8月29日
日々を生きる(10)Jアラート
幼いころ、両親がよく言っていました。「私たちは戦争で悲惨な体験をしたから、お前たちの世代が徴兵されたりしないように、これからの社会を作っていかなあかん」そう言った父は歯科専門学校の学生の時に志願兵になった人でしたが、それは「国に対する忠誠」などからは程遠く、士官になれば食べ...
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